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​教育理念

オレンジ学園は日本語を媒体として、次代の子供たちの豊かな心を育てる場でありたいと願っています。
幼児期 お母さんの温もりに勝る物はありません。加えて専門家が並走する事で、子供たちに内在する豊かな才が充分に発揮される、恵まれた環境づくりを目指しています。まず、自立の芽が育まれ易い土壌を作ります。

私たちが目指す、バイリンガル・バイカルチャーとは、充実したコミュニケーションを土台として育つものです。

米国文化で育ちつつ、日本の心情を表現していくのは容易な事ではありません。
文化がもたらす感性を抜きに、言葉は独り歩きが出来ません。感情無く言葉だけを話すというのは、不自然なものです。

バイリンガルという技術の影に、見落とされがちなバイカルチャーも求められているという事実。親子・友達関係でもこの文化ギャップに悩む例は珍しくありません。日本語と英語の間に的確な翻訳表現が難しい物も多々あります。文化の相違点を知り、双方を尊重する立場から、初めて学んだ日本語が活かさていきます。当地特有の多言語・多文化な環境は、私たちに広く世界に学ぶ、コミュニケーションのチャンスを与えています。

私たちはこの環境の中で、一人一人を個性豊かなユニークな存在として認め合い、生徒・教師・保護者が充実したコミュニケーションにより一体感を持ち、
学びや情熱を共有できる様に努めています。芸術関連や音響技術など、皆のもてる才能やアイディアがクラスに持ち込まれ、日本語上達の素材として 活かされています。

こうして舞台も、舞台裏も活気に満ちていることが、学習成果をもたらす鍵だと考えています。ここに集われ、ズシッと重いオレンジの実りの如く成長された生徒さんが、それを携え、自らに社会に活かしつつ、充実した日々を送られることを願っています。

 

原 シンシア

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